2008年12月13日土曜日

身欠き鰊の昆布巻きをフィスラー圧力鍋で作る

昆布巻きを作ってから1年が経ったが、今年もまたやって見よう。今度は新しく買ったフィスラーロイヤル圧力鍋の登場だ。圧力鍋が違うので作り方も変えて見た。
先ずは材料のサイズ測定、これを間違うとエライ目に遭いそうだから慎重に。
使用した昆布は前回と同じ「日高みついし昆布」
1枚のサイズを測ると340X71X0.4(mm)と出た。340mmでは長すぎるので半分にした。
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身欠きニシンのカットサイズ決め
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ニシンの長さは約220mm、昆布の幅が70mmなので3等分した(頭と尻尾はカット)
昆布を適当に2等分し、水に1時間程浸して測って見ると195X110X1.4と出た。
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一方、身欠き鰊を水に浸しても昆布ほど変化しない。これから考えると身欠き鰊は3等分より2等分の方が良かったようだ。まぁ合わせ技で何とかしよう。
ポイント:身欠き鰊のカットは昆布を水で戻してから行なった方が良い。
image身欠き鰊を2個ずつ使うと16個の昆布巻きが出来る計算になる。これを2箇所で巻く為には32枚のかんぴょうが必要だ。
だが果たしてかんぴょうが足りるかどうかが問題。
image 実際にはこの半分が1枚の長さ。どう見ても1回巻きがやっと。
これだと結ぶのが大変だが、何事も経験、やって見る事にしよう。
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カットしたかんぴょうを測って見ると13cm位と出た。これを水に浸した後、測ったが期待に反してあまり変わらなかった。
中には太いものがあり、結ぶとき苦労しそう。
 
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実際にはまな板に乗せて作業したのだが、きつく巻かないと干瓢で結べないし、昆布はヌルヌルなので作業しにくいしで大変な目に。
作業を少しでも簡単にする為、爪楊枝で
image 留めてから干瓢で巻くことに作業変更。
1時間ちょっとかけて出来たのがこれ。
身欠き鰊の半端物も含めて巻いたので、結構な量になった。
残るは圧力鍋で煮るだけ。やれやれある。
ここで材料を確認しておこう。
身欠き鰊:11枚(長さ22cm位)、昆布:170g、かんぴょう:30g、砂糖:100g(大さじ6杯)、日本酒:200cc、酢:大さじ2杯、 醤油:80cc
出来た材料の全部と昆布の戻し汁で圧力鍋に入れた後、落し蓋代わりのアルミホイルを敷き加熱開始。
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image 水の量が多いので、いつもより時間がかかり、10分半でピンの位置が1目盛りとなった。
ここで弱火にし、高圧側で加圧15分。
image image 左:弱火で7分後
右:弱火で15分後。
2目盛りの位置に留めるのは難しいが特に気にする事無い。
加圧後15分で消火し、あとは自然放置して置くだけで完成
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※備忘録
●自然放置してから約3時間後に圧力鍋の回りを触って見たら未だ暖かかった。圧力鍋の内容物がいつもより多かったので、冷めるのが遅いみたい。
さて肝心の味だが、一言で言うとうまい。大成功だ。昆布の中の鰊がとても柔かくなっているので、今ニシンを食べていると言う感じがまるで無く、柔らか昆布との一体感が抜群。
水が多かった分、ちょっと甘め。この調整のため煮詰めたら程よくなった。
●鰊の頭の骨は未だちょっと硬い。これまで柔かくするには加圧時間をもって増やさないといけない。
●作るのは大変だが、こう言う味になるとまたやって見たくなる。作成ポイントは如何に簡単に昆布を巻くことが出来るかどうかなので、来年はこの辺を研究しようと思う。
※冷凍保存用
圧力鍋から昆布巻きを2個取り出し、写真の様に入れる(香り付けにゆず使用)
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サランラップで包んで冷凍保存
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