2008年11月29日土曜日

圧力鍋で鮭の太い骨まで柔らかくする事ができるか。

飯寿司作りのとき意識的に出した鮭のあらを利用してやって見ました。果たして太い骨まで柔らかくなっているでしょうか。
材料:鮭のあら(鮭のカットのとき雑で良かったので作業が楽でした。)、昆布、生姜
フィスラー圧力鍋に鮭のあらと昆布と生姜を入れ、ひたひたの水を入れ約5分加熱(アルミホイルの落し蓋使用)
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シュルシュルと言う音が消え表示ピンが上がり始めたら弱火にして20分高圧側で加圧
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加圧後15分のピン位置               加圧後20分のピン位置(消火寸前)
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2時間自然放置後の状態                骨まで柔らかくなった鮭のあら
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※備忘録
・鮭の太い骨はやや固めだが食べられるほどの柔らかさになっていた。缶詰見たいにするにはもっと加圧時間を延ばした方がいい。30分だといいかも。
・骨を気にせず丸ごと全部食べられるとは本当に素晴らしい事だ。生ゴミは出ないし省エネ料理なのでこれは正しくエコ料理である。

2008年11月27日木曜日

骨まで食べられるサンマをフィスラー圧力鍋で作る

骨まで食べられる魚の加工品はこれまで石狩のサーモンファクトリーで購入していましたが、値段が高いのと味が濃いので自分で出来たらいいなぁと思っていました。
それがフィスラーの圧力鍋を買う動機のひとつだったので、いよいよその実験開始です。
材料:一夜干しのさんま、生姜、昆布、酒
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(1)昆布を下に敷きさんま・生姜と水・酒を入れる
(2)落し蓋の代わりにアルミホイルを上に敷く
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(3)強火で加熱後シュルシュルと言う音が消え表示ピンが動き始めたら弱火にして15分高圧側で加圧
左は弱火の状態、右は加圧後15分あたりのピンの位置(この火力では2目盛りの位置で停止する事はない)
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(4)加圧15分後に火を止め冷めるまで自然放置(今回は4時間)
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※備忘録
・さんまの頭から尻尾まで全てが柔らかくなり、まるで缶詰のさんまを食べているようで感激!味もこれで好い。
・塩気は市販品よりずっと少なくヘルシー、調理そのものは簡単なのだが、品質のいい一夜干しを買うのがコツかも。
・同じタイプでホッケが売っていたので、今度はこれでやって見よう。太い背骨は果たして柔らかくなるか。

2008年11月26日水曜日

黒豆を電子レンジとフィスラー圧力鍋で作る

フィスラー圧力鍋のレシピに書いてある「一晩たっぷりの水に漬けて戻す」を止め、電子レンジで代用して見ました。
材料:黒豆250g、砂糖 適宜
(1)黒豆を洗ってからラップをかけ電子レンジで3分加熱 (2)圧力鍋に黒豆を入れ、アクをとりながら煮る
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(3)蒸し器を入れて高圧側で加熱、シュルシュルと言う音が消え、表示ピンが動き始めたら弱火にして8分加圧
※蒸し器は落し蓋の代わり
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下図は弱火の状態、上右図は表示ピンの位置が安定した状態(火が強いともっと上にあがる)
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(4)火を止めて自然放置後、表示ピンが完全に下りたら蓋を開ける
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この時、黒豆は未だ芯が残っている感じなので更に加熱が必要image image
(5)ここで砂糖を加えて更に煮る
(6)シュルシュルと言う音が消え加圧が始まったら火を止め完全に冷めるまで自然放置する
※結果
冷めるまでの自然放置が効いて豆は柔らかくなっていた。この手法で問題なし!

2008年11月21日金曜日

鶏のむね肉と手羽肉をフィスラー圧力鍋で作る

今度は鶏のむね肉と手羽肉を一緒に圧力鍋で煮て見た。
材料:岩手県産の五穀美味鶏ムネ肉250g、五穀美味鶏手羽肉241g、長ネギ1/2本、生姜の薄切り3個
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ガスで8分加熱後表示ピンが1になった所で弱火にし高圧側で5分加圧(開始から13分で火を止めた)
そして自然放置1時間で蓋を開けた。
左図は材料一覧、右図は手羽肉入りの醤油ラーメン
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2008年11月19日水曜日

ゆで鶏をフィスラー圧力鍋で作る

材料:岩手県産の五穀美味鶏ムネ肉270g+249g=519g、長ネギ1/2本、生姜の薄切り3個
(1)湯通しをする
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(2)材料を入れ、ひたひたの水で強火10分加熱 (3)加熱開始から10分後、弱火にして5分加圧
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備忘録:
●1本目の線が見えた所で弱火にしたら、徐々に表示ピンが上がり二本目を越えた辺りで安定した。
●それ以上になろうとしても空気を出して圧力調整を行なっていた。
●もう少し弱火にした方が良いのだろうが、我が家のガスレンジは古いので、これ以上にすると火が消えてしまう。
●特に問題は無かったのだが、水をもうすこし少なくしたほうが早く出来上がるので、ガスの使用量が少なく済む。

(4)作業開始から15分で火を止め、自然放置1時間半
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このゆで鶏を使って作ったサラダ
(1)細く手で裂く (2)マヨネーズを加える
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(3)血液サラサラドレッシング漬けの玉葱とキャベツ、おくら、ゆで鶏、マヨネーズで盛り付け
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備忘録:
●豚で言えばラーメンに入っているチャーシューの様に柔らかく鶏の臭みはない。
●おにぎりだとツママヨおにぎりのツナみたい。これで今度おにぎりを作ってみよう。きっと美味しいに違いない。
●このムネ肉とゆで汁で作った胡椒風味のオニオン玉子スープもなかなか良かった。鶏のゆで汁はコラーゲンをたっぷり含んでいるので美容にいいと言う事だ。
●これまで鶏肉はササミを使っていたが、最近ムネ肉に変更した。この理由はNHK教育のサイエンスZEROで鶏のムネ肉が筋肉疲労回復に効果があると言う事を放送していたからだ。鶏のムネ肉はササミに比べてかなり安いので節約効果もあってなお良し。
●鶏肉は非常に消化吸収が良く、牛肉や豚肉と比べると脂肪に対する不飽和脂肪酸の割合が多いので、血管を強くして、動脈硬化の予防に役立つ。不飽和脂肪酸とは善玉の脂肪で心臓・循環器・脳・皮膚と言った重要な器官や組織に必要な栄養成分。

※鶏鳴新聞より引用

鶏のむね肉成分に抗疲労効果 日本ハムが作用メカニズムを解明

2006.07.25発行
日本ハム(株)(藤井良清社長-本社・大阪市)は、独自に開発した機能性食品素材「CBEX=Chicken Breast Extract」が、ヒトの運動時の筋肉疲労を緩和することを確認した、と発表した。
CBEXは、鶏むね肉由来の成分で、抗疲労効果が期待されているカルノシンとアンセリンを豊富に含んでいる。
カルノシンとアンセリンは、ヒトや動物の骨格筋や脳など、活動性の高い組織に存在しているジペプチドで、その働きとして、干渉作用、抗酸化作用、抗グリケーション作用などが挙げられる。渡り鳥が疲れることなく長距離飛行できるのも、このカルノシンとアンセリンが深くかかわっているといわれている。
今回は、運動時の筋肉疲労の原因といわれている筋肉pH値の低下に着目。国立スポーツ科学センターと共同で、世界に1台しかないMR装置を使って、ヒトによる試験を行なった。
その結果、CBEXを継続的に摂取するこどが、筋肉中のカルノシン濃度の増加をもたらし、その緩衝作用によって筋肉中のpH値低下を抑え、運動時間が伸長することが明らかになった。このことから、CBEXの継続摂取が、筋肉の疲労緩和に有効であることが示唆されたもの。
詳細は、同社中央研究所(電029・847・7815)へ。

鶏鳴新聞 -鶏のむね肉成分に抗疲労効果 日本ハムが作用メカニズムを解明-

2008年11月17日月曜日

ご飯をフィスラーの圧力鍋で作る

フィスラー圧力鍋を買って2度目のご飯炊き。前回は320ccの米を3分の高圧加熱で作って見た。固めに仕上がったが味は上々。そこで今回は米の量を増やし低圧4分でやって見た。
(1)2008年の道産ななつぼし無洗米 180ccX3=540cc、水も同量、圧力鍋(フィスラー ロイヤル)は低圧側に設定
(2)無洗米なので軽く洗ったら直ぐ米と水を同量入れる
(3)ガスレンジの強火で加熱
(4)表示ピンの1目盛目が見えて来たら、弱火にする(ここまで5分50秒)
(5)4分加圧したら火を止め自然放置する 
(6)1時間後蓋を開ける
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(7)さっくりと混ぜ合わせる
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(7)ふっくらご飯の出来上がり 、食感はもち米みたい。
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※備忘録
●弱火にする「タイミングが遅かったようだ。表示ピンが1に成り切ってから弱火にしたのだが圧力表示ピンが2を少し越えた辺りで安定。その為、時々シュルシュルと圧力を抜く音がした。この圧力を下げる動作で水が蓋にこぼれると言う事はなかったので、問題は無いのでしょうが、次回は表示ピンが動き出して1に近づいて来たら弱火にして見ようと思う。その時は加圧5分がいいのかも。
●一粒がはっきりとしていて美味しく出来上がったが、今回もやや硬いので、もう少し加熱時間を増やしたほうがいいようだ。食べた感じはセブンイレブンのおにぎり風。ここのはプチプチとした食感がとても良い。私の知る限りではコンビニでここが一番美味しいかも。

フィスラーの圧力鍋購入記

永年使っていた電気炊飯器の調子が悪くなり、ご飯が炊けたり炊けなかったり。どうもマイコンの不良らしい。その頻度が高くなったので、この炊飯器を諦め代替品の購入を検討。
そこで候補にあがったのが圧力鍋。この圧力鍋はこれまでも使っていたが、古くなったので新しいのがあっても良いと言う話になり、Amazonで圧力鍋を調べた。
最初、候補にあがったのはワンダーシェフの圧力鍋。これだと1万円以下で買える。このタイプはこれまで通り、圧力がかかっている間はシュルシュルと盛大な音を出すタイプ。この音に慣れている者に取っては何とも無いが、初めて圧力鍋を使う人に取ってはかなり恐怖感を伴うかもしれない。
この圧力鍋をいろいろ調べて行く過程で音の出ないフィスラー(Fissler、ドイツ製)なる圧力鍋の存在を知った。問題は値段と重さ。安いものでも2万円以上もするし、重さも3kg前後とこれまでの圧力鍋よりも500gは重い。
どうするか迷ったが、巷の評判と音なし・安全設計・15年保証の魅力に駆られこれに決定。
購入を決めた機種はFissler 圧力鍋 ロイヤル 4.5Lと言うもので、価格は税込みで26,800円。

2008/11/14 Amazonに発注、11/16 AM10:10 ペリカン便で到着
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内容物確認
Fissler 圧力鍋 ロイヤル 4.5L本体、蒸し器、蒸し器の下に敷く三脚、取り扱い説明書、品質表示書、保証書、アンケートはがき、フィスラーで作る私のレシピ 圧力鍋 編(125ページ)、
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Fissler 圧力鍋 ロイヤル 4.5Lの底
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これまで使っていた圧力鍋(RIKEN,6L)との比較、フィスラーの方が径が大きく浅い
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蓋の開け閉め練習、開けるときは簡単だが締める時はコツが要る。蓋の印と鍋側の赤丸印に合わせて、スライドさせれば良いのだが、スムーズにスライドされるポイントがあるので、そのコツを掴むまで、何回か練習が必要だった。
説明書によると蓋の赤丸印に合わせると書いてあるが、肝心の印が見当たらない。どう見てもシールの下がくさいと思い、そのシールを剥がして見たら案の定出て来た。しかしでは無い。正確を期す意味で、説明書を訂正して欲しいのとシールを貼る位置を少ずらした方がいい。
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蓋の開け閉めの練習も終わり、次の作業は「ドイツ製圧力なべ フィスラーロイヤル 取り扱い説明書」を一通り目を通すこと。他の機器とは違って、この圧力鍋説明書は10ページ程度なので至って簡単。あとは実践あるのみ。

Fissler 圧力鍋 ロイヤル 4.5Lの概要(Amazon.co.jpより引用)
蒸気やにおいを外に漏らさず、音も静かで使いやすい
料理の種類によって2段階の圧力調整
安心・安全設計の安全レバー、安全スライドロック
メーカー型番 : 11-633-04
サイズ : 直径220×高さ180mm
容量 : 4.5 リットル(白米約7合炊き)
材質 : 取手 フェノール樹脂、鍋底 18-10ステンレス、アルミ、18-0ステンレスの三層構造
付属品 : 蒸し器・三脚・料理ブック付
加熱中は蒸気を吹き出さないスプリング式圧力調整装置(フィスラー社開発)を採用。音が静かです。
底厚三層構造の鍋底は保温性に優れています。
圧力の状態が表示ピンの位置で一目でわかるので扱いやすい。
ガス、電気、ハロゲン200Vでも使用可。